禁じられた聖杯教本部

カードショップでも許されているタイプの宗教勧誘をしてます。気が向いたらデッキ紹介の記事を書いてるのでよかったら見て行ってくだされ。

確かにそこにいた男

0.はじめに

どうも、東のマイサンです。

紹介してもなーってデッキが多かったのでしばらく記事を書いていませんでしたが、いい機会ですので限界デッキを解禁しようと思いました。

皆さんはもう4月17日発売のDAWN OF MAJESTYは買いましたか?

「シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン」を筆頭に、「スターダスト・ドラゴン」を使うこと・使いやすくすることに重点を置いた強化で世の中の不動遊星ファンにとって非常に喜ばしいパックだったと思います。

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かくいう私も新規カードを使ってデッキを改築しました。

それが今回紹介する【タカ】です。

 

1.タカとは?サテライト組とは?

わざわざこんな場末のブログを読んでいる人には改めて説明する必要もないかと思いますが、一応説明させていただこうと思います。

タカとは、不動遊星がサテライトで暮らしていた時期から親交のあった彼の大切な仲間です。

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同じくサテライトに住んでいるナーヴ、ブリッツ、ラリーと共に遊星と行動しており同じアジトを共有する仲です。(アジト内に複数のデュエルディスクがあるので、遊星だけのアジトということは無いはずです)

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デュエルの機会にこそ恵まれませんでしたが、遊星がフォーチュン・カップに出場する動機付けとなったり、鬼柳に破壊された遊星号を彼の元に送り届けたうえで修理の為の材料を集める手伝いをしたりとシナリオ上では重要な立ち位置と言えます。

ダークシグナー編以降は登場しなくなってしまいますが、最終話でまさかの再登場を遂げて視聴者を驚かせました。(一応それより前にも、Z-ONEとのデュエルで遊星を応援する様子は映っています)

遊戯王5D`sは牛尾で始まり牛尾で終わると言われることもありますが、始まりと終わりという意味では遊星の最初と最後のデュエル両方を見届けた彼らもまた遊戯王5D`sの象徴だと私は思います。

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そんなサテライト組の中においてタカは、ラリーと共に遊星がシティに赴いてジャックと決着を付けることに肯定的な立ち位置を取っています。(遊星がジャックにD-ホイールを盗まれた件に憤りを示すシーンでそれが良く読み取れますね)

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その一方でジャックに対する言及が多いのも彼の特徴であり、ジャックのデュエルをモニターの真ん中を陣取って見ていたり、遊星がサテライトを出立するにあたりかけた言葉が「そしてジャックに会ったら…まぁ、いいや。早く帰って来いよな。」であること等から、ジャックもまだ仲間であるという気持ちを捨てきれないでいるように見えます。

遊星とジャックが和解して一番喜んだのは彼かもしれないですね。

 

2.タカとの出会い

さて、タカの説明を受けた読者の皆様は思ったと思います…「これデッキ作れなくね?」と。

私もそう思っており、当時はタカ独特の言い回しを気に入ってよく使っている、それ以上でもそれ以下でもありませんでした。

しかし2019年末、普段私がデュエルする界隈の一人が言いました「サテライト・ウォリアー出たしタカデッキ組めるんじゃね?」と。

当時から限界デッキを嗜んでいた私もこれには耳を疑いました、なんせタカのデュエル回数0回!

なので完全な無から全てを作り上げなければならないのです。

ただその時は酔いの勢いもあったのか私は言いました、「タカデッキ考えるか!」と。

「サテライト・ウォリアー」を主軸にしつつ唯一出演しているゲーム作品であるWCS2009での使用デッキを参考に、遊星とジャックの関連カードを織り交ぜながら試行錯誤していきました。

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山がありました、谷がありました…いつしか概念力の補強のために自分自身がタカになろうとその格好を真似るようになりました。

そうした先に私の手にはタカデッキが握られていました。

 

3.タカデッキとその飛躍

苦難の末に完成したタカデッキですが、デッキのウェイトを概念力に割かなければいけない以上どうしてもパワーが足りないという場面が多くありました。

「サテライト・ウォリアー」を出すルートは失いたくない、でもそれに拘っているだけでは楽しいデュエルが出来ない…そう考え続けるうちに私はあまりタカデッキを持ちだすことはなくなりました。(一本調子の展開が上手くいけば勝ち、ダメなら負けじゃお互いに面白くないですよね)

もはや自分のパーソナリティとなっていたタカのデッキをあまり使ってやれないというのは、私にとって非常に辛い選択でした。

しかし、絆が私を救ってくれました。

そう、DAWN OF MAJESTY収録カードとして発表された遊星の新規カードたちです。

その中でも「スターダスト・シンクロン」によるシンクロ召喚の補助能力は凄まじく、目の前には無限の可能性が拡がっていました。

基本ルートでの消費が遥かに軽減され、また初動の要求値も下がったため、中心となる「サテライト・ウォリアー」のアクセルシンクロを諦めないままに二の太刀三の太刀を用意出来るようになったのです。

 

4.デッキレシピ

f:id:OLT-D:20210429225426j:image前述の通り同郷の遊星やジャックが使用したカード、「タカ」と名のついたカード、WCS2009にてタカが実際に使用しているカード等から構築しています。

各カードの紹介は以下になります。

 

 

5.モンスターカード

■機巧辰-タカクラミツハノオカミ

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「タカ」モンスターの1体で、EXデッキから特殊召喚されたモンスターが2体以上存在する場合に手札から特殊召喚可能かつ、1500LP払うことでEXデッキから特殊召喚されたモンスターを全て破壊できます。

今の構築では、後述の展開ルートで「妖醒龍ラルバウール」に触ることができるので「水晶機巧-ローズニクス」(及び「水晶機巧トークン」)を対象に効果を使うことで、サーチすることも可能です。(ちょっと要求値が厳しいですが、サーチ手段があるのとないのとではやはり違います)

 

■マシンナーズ・フォートレス

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「機甲部隊の超臨界」の出し先として一応の採用です。

「マシンナーズ・カーネル」よりも自己再生に融通が効き、またシンクロ素材としての適性も高いためこちらを選択しました。

効果自体は今のカードとも遜色ない強さだと感じますね。

手札コストは嵩みますが、「ジェット・シンクロン」共々自己再生して「スターダスト・ドラゴン」のシンクロ召喚を更地から狙えます。

 

■スターダスト・シンクロン

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このデッキの救世主です。

このカードの登場により、後述の「サテライト・ウォリアー」の展開において「ジェット・シンクロン」が必須でなくなりました。(従って「水晶機巧-ハリファイバー」のリンク召喚を狙うのに「ジェット・シンクロン」を回すことができるので安定性が大きく向上しました)

また、場に出た時にサーチできる「光来する奇跡」によって継続的なドローも狙えるので手札を切らさない展開が可能です。

本当にありがとう。(感涙のオーガ)

 

■幻獣機メガラプター

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「幻獣機」モンスターをサーチする効果と、トークンが生成された時にトークンを生成する効果があります。

後述の展開ルートで必要になります。

 

■水晶機巧-ローズニクス

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「スクラップ・リサイクラー」から墓地に送ってモンスターを1体増やすことができます。

出てくるトークンはレベル1なのでシンクロ召喚のレベル調整として有用です。

また、このカードもトークンも水属性・機械族のため前述の通り「妖醒龍ラルバウール」で対象に取ることによって「機巧辰-タカクラミツハノオカミ」を手札に加えられます。 

 

■三色ガジェット

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お馴染み三色の「ガジェット」モンスターです。

各色1枚ずつの採用ですが、「スクラップ・リサイクラー」・「貪欲な壺」・「機甲部隊の超臨界」などデッキに戻す手段は豊富なので継続的にアドバンテージを稼ぐことが可能です。

自然に名称が異なる同種族・同属性のモンスターを確保できるので「電脳堺獣-鷲々」のトリガーにも優秀ですね。

WCS2009での使用カードです。

 

■スクラップ・リサイクラ

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シティから流れてくるゴミから使えるものを探すサテライト住民みたいなカードです。

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「ジェット・シンクロン」を墓地に送り、初動となります。

その他にも落とすカードはかなり豊富な構築なので、腐る場面はほぼないと思います。

「ガジェット」が入っているのでドロー効果も場合によっては狙えます。

 

■幻獣機オライオン

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別名「幻獣機サテライト」。

トークン生成効果は勿論のこと、墓地から除外して発動する効果は同名モンスターもOKなので、基本は「水晶機巧-ハリファイバー」で特殊召喚する想定ですが素引きしても腐ることはないのがいいですね。

 

■レッド・リゾネーター

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ジャックのことが気になったので入れました。

特殊召喚の狙い目は「ガジェット」と「スクラップ・リサイクラー」ですね。

「光来する奇跡」によって特殊召喚時の効果も狙えるようになり、パワーアップした「サテライト・ウォリアー」の攻撃力分一気にライフゲイン!なんかもできるようになりました。

 

■サテライト・シンクロン

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墓地からモンスターを特殊召喚した時に手札から出せる効果を持っており、自己再生効果を持つ「シンクロン」と相性がいいサテライトなモンスターです。

緩い条件でレベルを4に変動させられるので、状況に応じてシンクロ先に融通が利きますが初ターンの役割が薄いのが欠点です。

「光来する奇跡」とアンチシナジーなので現在は抜けていますが、「HSR魔剣ダーマ」は自己再生効果を持つレベル6シンクロモンスターなので、このカードの特殊召喚条件を満たしつつ2体で「サテライト・ウォリアー」が出せたりします。

後変わったところだと「スターダスト・ドラゴン」は破壊無効効果を使ったターンの復活が特殊召喚扱いなので、条件を満たせますね。

 

■ジェット・シンクロン

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今までは「幻獣機アウローラドン」による展開の最後に「アクセル・シンクロン」で落としてチューナーを2体用意する役割がありましたが、「スターダスト・シンクロン」の登場によりその役目から解放されました。

そのためこのカードを初動として使うことが可能となり、展開の幅が広がりました。

「スターダスト・シンクロン」に比べるとレベルは低いですが、ボードからコストを払う必要がないので中盤以降は横に展開していきたい時に有用です。

なんなら自己再生したこのカードを「スターダスト・シンクロン」のコストに充てるのもアリですね。

 

6.魔法カード

 ■禁じられた聖杯

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 速攻魔法故の取り回しのし易さが魅力的な汎用カードです。

「シューティング・セイヴァー・スター・ドラゴン」や「スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン」を後出しで対処でき、必要なかった場合は相手への牽制にそのまま流用できます。

このデッキは特にスタートダッシュが重要なデッキですので、再利用できる「ブレイクスルー・スキル」や「迷い風」より1ターン目に使えるこのカードを優先しています。

タカとは特に関係ありませ…おや? 

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■貪欲な壺

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シンクロチューナーを経由でレベルを調整してエースモンスターをシンクロ召喚していく都合上、デッキもEXデッキも弾切れになりやすいのでそれを防いだうえでドローまでできるこのカードは非常に役立ちます。

また、「妖醒龍ラルバウール」を引いてしまってもこのカードで戻せば「光来する奇跡」を発動できるようになるので一応の保険にもなります。

そんな優秀なカードですが実はWCS2009でのタカの使用カードです。

 

■コール・リゾネーター

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 サーチ先は「レッド・リゾネーター」のみです。

「レッド・リゾネーター」は「シューティング・ライザー・ドラゴン」の効果で大体1枚は落とすことになるうえ、「機甲部隊の超臨界」に対応しないのでデッキ内から枯れる時がたまにあります。

引いたらさっさと使うのが無難です。

 

■簡素融合

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カップ麺と同じくサテライト住民の御馳走だったかもしれないカレーです。

「裁きの鷹」が出てくるので多分チキンカレーです。

 

■調律

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各種「シンクロン」を使い分けられる魔法カードです。

オマケの1枚落としも稀に役立ちます。

 

■光来する奇跡

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神のカードです。

シンクロモンスター特殊召喚をトリガーに1枚ドローか手札からのチューナーの特殊召喚を行えます。(同一効果は1ターンに1度まで)

「TG-ハイパー・ライブラリアン」のように展開が続く限りドローというわけにはいきませんが、「スターダスト・シンクロン」という展開の要となるモンスターがオマケで持ってきてくれるとは思えない性能です。

シンクロ召喚ではなくシンクロモンスター特殊召喚がトリガーであること、またその特殊召喚がどちらのプレイヤーに依ることを問わないこと等とにかく適用条件が緩いのも特徴になります。

早期に発動しておけば稼げるアドバンテージは非常に大きい一方、発動するにはデッキ内にレベル1ドラゴン族が必須となります。(カード発動時の効果処理が強制のため)

同じくDAMA収録新規の「想い集いし竜」を活用するタイプなら自然に複数枚のレベル1ドラゴン族が入りますが、あくまでこのデッキはタカデッキのため対象モンスターは汎用性の高い「妖醒龍ラルバウール」に留めています。

引いてしまった場合はコストや素材として墓地に送って、「貪欲な壺」での回収を行う必要があります。

 

■死者蘇生

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特に説明することもないでしょう。

エースの「サテライト・ウォリアー」は墓地から特殊召喚しても効果を全く使うことができないので、相手モンスターを特殊召喚することもしばしばあります。

 

■星遺物を巡る戦(たタカ)い

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「タカ」カードです。

除去に狙われたエースモンスターを避難させたり、ダメージステップに発動して相手のアタッカーを機能不全にしたりと活用の幅が広いカードです。

「サテライト・ウォリアー」に使うと攻撃力が元に戻ってしまうのだけは難点ですね。

 

7.罠カード

 ■機甲部隊の超臨界

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墓地効果が非常に優秀なカードです。

墓地だけでなく除外からも回収できるのがミソで、自己再生効果を使った「シンクロン」モンスターをデッキに戻して1から再利用できます。

「貪欲な壺」もフル投入しているので、こちらでは可能な限り除外から回収したいところですね。

 

■Bad Aim(フレンドリーファイア)

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「バーバリック・エリア・アフター・ダメージ…通称B.A.D」です。

効果を発動したカードとは別のカードしか破壊できないという使い辛さはありますが、自分のカードも破壊できるので、除外やバウンスに狙われた「サテライト・ウォリアー」を自ら破壊して墓地効果に繋げるなんて芸当も可能です。

 

8.エクストラデッキ

■サテライト・ウォリアー

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 タカデッキ構築のキッカケになったとも言えるサテライト組を象徴するシンクロモンスターです。

シンクロ召喚成功時に相手フィールドのカードを自分の墓地に存在するシンクロモンスターの数まで破壊し、破壊した数だけパワーアップするという豪快な効果はエースに持って来いですね。

破壊された場合に、墓地から「スターダスト」・「ウォリアー」・「シンクロン」シンクロモンスターを墓地から3体まで蘇生できる効果も持っており、サテライト住民の根性を感じさせます。

基本的に先手は「水晶機巧-ハリファイバー」→「幻獣機アウローラドン」の展開で墓地に蘇生可能なシンクロモンスターをある程度用意しつつ相手ターンにこのカードをアクセルシンクロできるようにします。(以下、展開ルート)

・ハリSS、ハリEF幻獣機オライオン(A)SS

・ハリとオライオン(A)でラドンSS、ラドンEF幻獣機トークン×3SS(オライオンは破棄)

ラドンEFラドントークンリリースして幻獣機メガラプターSS

ラプターEFトークンリリースしてオライオン(B)サーチ

・オライオン(A)EFオライオン(B)NS

トークンとオライオン(B)でアクセル・シンクロンSS

・オライオン(B)EFトークンSS、ラプターEFトークンSS

・アクセロンEFスターダスト・シンクロン墓地送り(レベル下げ)

・スタクロンEFトークンリリースして自身SS、スタクロンEF光来する奇跡サーチ

・光来する奇跡EF妖醒龍ラルバウールをトップセット

トークンとスタクロンでシューティング・ライザー・ドラゴンSS

・ライザーと光来EF、レッド・リゾネーター墓地送りと1ドロー(チェーン順はラルバが必要などうかで選択)

ラプターとアクセロンでスカー・ウォリアーSS

 

これでフィールドに「スカー・ウォリアー」・レベル5となった「シューティング・ライザー・ドラゴン」が揃いますので、相手ターンに「サテライト・ウォリアー」をシンクロ召喚できます。

また、「サテライト・ウォリアー」が破壊された時には墓地にレベル5の「スカー・ウォリアー」と「アクセル・シンクロン」が墓地にいるのでそれらを蘇生して新たな「サテライト・ウォリアー」のシンクロ召喚を狙うことが可能です。

 

■レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラント

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エースその2です。

わりぃな、ジャックのこと気になってさ。チューナーが2体必要なこと以外素材指定がなくて案外使いやすくてさ。

「スターダスト・シンクロン」と「光来する奇跡」の登場で意識しなくてもチューナーを複数並べやすくなったので、いざという時に活躍してくれます。

全体破壊効果は自分のカードも巻き込んでしまいますが、「サテライト・ウォリアー」を能動的に破壊して素材に分解できるというメリットに変換することも場合によっては可能ですね。

また、このカード自身が前述の「サテライト・ウォリアー」破壊時の「スカー・ウォリアー」・「アクセル・シンクロン」蘇生だけで出てくるので(「アクセル・シンクロン」の効果で「ジェット・シンクロン」を墓地に送りレベルを下げ、即座に自己再生させる)、表のサテライト裏のタイラント感があって好きです。

 

■スターダスト・ドラゴン

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皆さんご存じ不動遊星のエースモンスターです。

遊星はこのカードをサテライト組に対してみんなのカードと言ってますので、タカが使うのに何の問題もありませんね。

従来の構築ではあまり高レベルのシンクロが得意ではなかったので出番が少なかったですが、「スターダスト・シンクロン」のお陰で非常にシンクロ召喚し易くなりました。

何だかんだで今でも刺さる時は刺さる効果なので、置いておくと安心感がありますね。

エンドフェイズに帰ってくる効果は特殊召喚扱いなので、実は「光来する奇跡」のトリガーになれます。

 

遊星「行くぞタカ!」

遊星・タカ「集いし願いが新たに輝く星となる、光差す道となれ!シンクロ召喚、飛翔せよ!『スターダスト・ドラゴン』!」

(存在しない記憶)

 

■クリアウィング・ファスト・ドラゴン

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きっと早いよドラゴン。

「幻獣機オライオン」をコストに「スターダスト・シンクロン」を蘇生させるだけで出せるシンクロモンスターです。

相手のモンスター効果による妨害がある時は、このカードを最初に出して睨みを効かせつつ展開していくのがベターです。

 

■シューティング・ライザー・ドラゴン

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「サテライト・ウォリアー」で蘇生可能なカテゴリではないのが玉に瑕ですが、かなり広い範囲でレベル調整可能な優秀なシンクロチューナーです。

ドラゴン族であり「機甲部隊の超臨界」に対応しないので「貪欲な壺」で戻すカードとしての優先度は高めですね。

 

■電脳堺獣-鷲々

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 名誉「タカ」カードの1枚です。

鷲は体長の大きい鷹を指しており、他に違いはありません。

つまり「電脳堺獣-鷹々」と言い換えても問題ないわけです。

「ガジェット」や「幻獣機」など効果のトリガーとなるセットは墓地に溜まり易く構築されている為、墓地送りによる除去及び耐性で相性補完に役立つサブエースとなっています。

遊星で言う「ジャンク・ウォリアー」の立ち位置にあるカードだと思いますね。

 

■甲纏竜ガイアーム

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素材にシンクロモンスターを要求する「サテライト・ウォリアー」を主軸とする関係上、戦闘能力の高いモンスターはEXデッキの中でも限られてきます。 

デュエルが長引くとそう言ったモンスターを全て使い切ってしまいジリ貧に追い込まれることもありますので、素引きすることが前提となる「貪欲な壺」・「機甲部隊の超臨界」の他に緊急時の回収手段として用意しています。

装備化する効果はアームズ・エイドっぽいですし、多分サテライトに落ちてます。

 

■スカー・ウォリアー

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「サテライト・ウォリアー」の素材として運用するシンクロモンスターです。

レベル5「ウォリアー」はチューナーに指定があることが多く、それがない中では戦闘耐性というシンプルに便利な効果を持っており一番の汎用性があると思います。

 

■アクセル・シンクロン

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「なぁD-ホイール調子どうよ?」「よせ、見りゃ分かんだろ」

ご存じ超便利なシンクロチューナーです。

「幻獣機トークン」と「幻獣機オライオン」でシンクロ可能で、「ジェット・シンクロン」・「スターダスト・シンクロン」という2種の自己再生可能なチューナーを墓地に送りつつ自身のレベルを変動できます。

基本的に調子が悪いのでレベルは下がりますが、たまにラリーの持ってきたパーツをはめ込んでレベルが上がります。

 

■幻獣機アウローラドン

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通称セキュリティのヘリです。

一気にトークンを3体生成することができるので、自作トークンカードにより相手プレイヤーに幻覚を見せることができます。

 

■水晶機巧-ハリファイバー

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再録によってサテライト住民でも手の届く価格となったパワーカードです。

基本的には「幻獣機アウローラドン」への繋ぎとなりますが、明らかに相手の妨害が「幻獣機アウローラドン」待ちのようならここで止めて自身の効果でシンクロチューナーを呼び出すのもいいと思います。

 

■機関重連アンガー・ナックル

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「機巧辰-タカクラミツハノオカミ」を蘇生することができるリンクモンスターです。

効果は無効となりますが、墓地効果は有効なので壁として活用できます。

自己再生効果共々、手札に固まった「シンクロン」モンスターや「機甲部隊の超臨界」など墓地効果持ちのカードを墓地に送るのにも使えるため小回りを利かせられます。

 

■リンクリボー

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「ジェット・シンクロン」を初動に使う為に必要なリンク1です。

多分ポテチを買ったオマケに付いてたんだと思います。

良かったね、タカ。

 

■裁きの鷹

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その名の通り「タカ」モンスターです。

「簡素融合」から出してチューナーモンスターと共に「水晶機巧-ハリファイバー」のリンク召喚や「スターダスト・ドラゴン」・「クリアウィング・ファスト・ドラゴン」のシンクロ召喚を狙います。

何故か鷹のルビがカタカナです。

 

9.さいごに

こんな記事に最後までお付き合いいただきありがとうございます。

もはや多くは語りません。

タカという男が確かにサテライトにいたことを覚えていただければ私はそれで満足です。

 

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「わりぃな、やっぱジャックのこと気になってさ。ここでしかテレビ映んねぇしさ。」